ラスティさん、おはようございます。 それぞれのメーカーで考え方の違いはあると思いますが、ツインビートのEMS運動理論では、運動神経が反応し、筋肉が運動する電流の周波数は1000Hz以下で、トレーニング効果のあるしっかりとした筋肉の収縮運動が得られる周波数は100Hz以下です。 確かに、中周波や高周波は、皮膚抵抗が低く電流が入りやすく、体の奥まで流れやすいので、深部の筋肉まで届きやすいのですが、その電流では筋肉は運動しないと考えられます。
ツインビートのEMS運動波は、筋肉がしっかりと収縮運動する、25Hz 〜 100Hz の低周波域の電流です。 低周波の電流は、中周波や高周波よりも皮膚への刺激が強いので、現在お使いの機械よりも、ビリビリ刺激は強く感じられるかもしれません。 また、ツインビートのメーカー「伊藤超短波(株)」が販売している業務用EMS機「ステレオダイネーター」(368万円)は、5000Hzと5050Hzの2種類の中周波を使用します。 この中周波が筋肉を動かすのではなく、2種類の電流が体内で打ち消し合って発生(干渉)する50Hzの電流が、筋収縮運動に効果を発揮します。
ツインビートのプログラムモードでは、トレーニング場所、目的別に電流や時間の設定や、組み合わせを変えた10本のプログラムが組み込まれています。 速筋(白筋)と遅筋(赤筋)では、それぞれ有効な周波数も違うので、目的別に周波数・時間の設定が違っています。 また、EMS運動波による筋肉トレーニング行う前後に、低周波の電流で筋肉をマッサージする、ウォームアップとクールダウンがプログラムには組み込まれています。 ウォームアップにより血液の循環を良くし筋肉を暖めて、EMS運動を効率よく行い、クールダウンは筋肉に大量に流れ込んだ血液の循環を促し、筋肉疲労の軽減にも役立ちます。 EMS運動は筋肉にとっては、負担の大きい運動ですので、ウォームアップとクールダウンを行って、筋肉を痛めるなどのトラブルは避けていただきたいと思います。 プログラムモードをお使いにならず、EMSモード、TNS CSTモードを使われて、手動で各種設定を行われても結構なのですが、特に使い始めの頃は、操作を難しく感じられる方もおられると思います。 プログラムモードでは、出力の設定だけで、簡単にお使いいただけるようになっています。
最近、様々な「EMS」がある様ですが、ご質問の機械のEMSは、少なくともツインビートのEMSとは、違うようですね。
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