こんばんは、まくどさん。 筋肉は大きく分けて、速筋(白筋)と遅筋(赤筋)の2種類の筋繊維で構成されています。 速筋は、トレーニングによって太くなりやすく大きな力を出す事ができ、血糖やグリコーゲンを主な運動のエネルギー源とします。 遅筋は、太くなりにくい筋繊維で速筋ほどは大きな力は出ないのですが持久力があり、脂肪を主なエネルギー源とします。 これらの筋繊維が混合されて骨格筋が構成されており、体の場所によって混合比の違いがあり、個人差もあります。
これらの筋繊維に対して電流を流した場合に、比較的強く反応する周波数域(強縮周波数)の違いがあり、速筋は比較的低く(25〜50Hz)で、遅筋は高め(70〜100Hz)の周波数に反応しやすいと言われます。 この周波数の違いを利用し、筋肉増強を目的とした速筋のトレーニングと、脂肪燃焼を目的とした遅筋のトレーニングのそれぞれの設定が可能となります。
トレーニング時の筋肉の収縮運動によって筋繊維が断裂し、この損傷した筋繊維が修復される時に、以前より太く強く回復する「超回復」の作用によって筋肉増強・基礎代謝向上が可能となりますが、この超回復の期間(約48時間)はトレーニングを行わず、筋肉を休ませる必要があります。 これがツインビートをご使用される時に、1日おきのトレーニングが必要な理由です。 この超回復の期間にトレーニングを行われると、筋肉が太くならないだけでなく、筋繊維の損傷を繰り返す事になり筋肉量が減少してしまう可能性があります。
前置きが長くなりましたが、高めの周波数での脂肪燃焼トレーニング時にも、筋繊維は損傷を受けている事が考えられます。 連日の同じ筋肉へのトレーニングで、筋肉量が減ってしまい、大事な基礎代謝が低下してはいけませんので、やはり1日おきのトレーニングで筋肉に休息日を与えて下さい。 違う筋肉では問題ありませんので、例えば腹部の筋肉でも、今日は腹部中央の腹直筋で、明日は脇腹の外腹斜筋など、筋肉を変えて頂ければ結構です。 よろしくお願いします。
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