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なおなおさん、こんにちは。 筋肉運動を行うと最初に、血中の糖質、次に血中脂肪がエネルギーとして使用され、それらが不足してくると体脂肪が使われます。 脂肪の分解を促進するホルモン(ノルアドレナリン、アドレナリン、副腎皮質刺激ホルモン)が分泌され、体脂肪が分解されて血液中の脂肪酸濃度が上昇します。 脂肪を分解するホルモンのうち、ノルアドレナリンは交感神経末端からも分泌され、運動を行った部分の脂肪分解を促進する働きがあります。 分解された脂肪酸が、収縮運動している筋肉(遅筋:赤筋)で運動のエネルギーとして消費されます。 これが脂肪燃焼のメカニズムで、脂肪燃焼の代謝が始まるまでに、20分はかかるので、30分以上はトレーニングを継続することが望ましく、この脂肪燃焼の代謝は、運動終了後、安静にしていても数時間は継続すると言われます。 ご質問のプログラム5「二の腕の脂肪を燃焼させたい」は、TNS CSTの低周波モードだけの構成となっています。 TNS CSTの低周波モードでもEMSほどのしっかりとした収縮ではありませんが、ギュギュと筋肉は収縮運動しますので、脂肪を燃焼する効果があります。 確かに、なおなおさんもお考えの様に、EMSの運動波モードの方が、筋肉の運動量が大きく、脂肪の燃焼効果も高いのですが、EMSの場合には、筋肉増強の効果も高いので、場合によっては筋肉が付き過ぎてしまうケースがあります。 腹直筋や背筋などと違い、二の腕は筋肉が付き過ぎる事で、太さが目立ってしまうので、二の腕のプログラムは低周波による脂肪燃焼に特化したプログラムとなっています。 各プログラム内容のご説明は、ツインビートに同封してお届けしたEMS運動法解説本のP.60に説明がありますので、一度ご覧下さい。 しかし、実際のところ二の腕のたるみが気になられている方は、上腕の筋肉(特に上腕三頭筋)が細く衰えているケースが多いと思われます。 筋肉が細いと脂肪も付きやすくなりますので、二の腕のたるみが気になる方には、EMSモード(プログラムモードではNo.2)で積極的に筋肉を鍛えていただく方が良いのではないかと考えます。 既に筋肉太りの方には、お勧めできませんが、なおなおさんも二の腕の筋肉の付き方をご確認頂きながら、筋肉を鍛えるトレーニングを行われてはいかがでしょうか。 ご回答になりましたか。よろしくお願いします。
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